勝てないけど辞められないパチスロ中毒者の嘆き

最近、物忘れが激しくなりました・・・

教団X

ども、ぐぴおです。

1月に入り寒くなってきましたが、今年は風邪をひくこともなく元気にがんばっております。

 

今日は、先日読み終えたこちらについて簡単に感想を書いてみる。

教団X (集英社文庫)

教団X (集英社文庫)

 

 

えー、こちらの本

まず電車の中で読むにはちょっとドキドキしちゃいました。誰も他人が読んでる本なんて気にしないよと言えばそうなんでしょうが、ちょっと性的描写がでてきます。

喘ぎ声やら「セックス」という単語が出てくる出てくる。まあ、官能小説ではないので表現が直接的な分、エロさはないのですが、周りの目が若干気になってしまった。

 

内容的には、教団Xという位だから宗教団体とカルト教団が出てくる

一つは、人の良い教祖っぽくない教祖が、自分の学んだ科学的事実と宗教的な哲学を混ぜ合わせ面白おかしく説教をする集団

教祖自身は宗教団体とは考えておらず、気さくに人と接するうちにその人柄に惹かれて自然と人が集まっているといった感じ

 

一方、不思議な魅力で人を惹きつけ、性への抑制を解放することで生を感じさせる団体

こちらも宗教団体というよりは、人々から隔離した世界で、決まった日に乱交パーティを繰り広げるカルト教団といった感じ

所謂、洗脳に近い行為が行われている。

 

主人公の楢崎は、自分の恋人が失踪し、その影に教団が存在していることに気づき、自分も潜入する。

そこは、居心地の良い教団で、人間臭い教祖が面白おかしく説教してくれていた。だが、その教団にはもう一方のカルト教団の信者も潜んでおり、主人公はカルト教団に連行されセックス漬けにされる。

 

そして、カルト教団は恐ろしい計画を実行することになる。

 

という話なんですが、主人公と設定した楢崎さんはそんなに登場しません。

どちらかというと、2人の教祖とその周りの人々のことが細かく書かれています。

 

正直なところ宗教的な説教を結構大量に書かれているんですが、私には難しすぎてよく分からない

というかあまり共感できなくて頭に入ってこない

登場人物たちが色々な考えを説明してくれんですがこちらも「まあ、そうなんだろうな・・・」という感じでなんとなくわかる程度

 

全体的に何が言いたかったのか分かりにくいお話でした。

私の読解力が足りないだけだとは思うんですが、物語の後半になると誰が話しているのかよく分からなくなってしまいました。