勝てないけど辞められないパチスロ中毒者の嘆き

最近、物忘れが激しくなりました・・・

もし自分が同じ立場だったら冷静では居られないな

コストコ三郷に夜の19時半に行ったのに大混雑に巻き込まれてヘトヘトのぐぴおです。

それにしてもなんであんなに混んでたんだろう?

平日の19時位に行くと快適に買い物ができたので、土曜だがいつもより少し遅いし平気だろと思ったのが間違いだった

買うものは大体決まっていたのでそっこー集めたのにレジ渋滞

 

レジが終わったのは20時半をゆうに過ぎて、もう21時になろうというころだった

 

さて、今日は先日読み終えた「パラレルワールド・ラブストーリー」について紹介

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

 

 

作者は東野圭吾さん

オレのような、最近本を読むようになった「にわか本好き」でも名前をしってる位有名人

映画化された本は数知れず

それにしても映画やドラマ化された作品をだけを見ても様々なジャンルある

 

ガリレオなどの湯川教授シリーズ

新参者などの加賀恭一郎シリーズ

 

があったり、

ラプラスの魔女や今回のパラレルワールド・ラブストーリーみたいな感じの科学的な話もある

 

東野さんは元々理系の人らしいのでこういった感じの話は得意なんだろう

 

本を読んでいても理系の人が書きそうな理論整然とした感じの文章が続き、とても読みやすかった。

また、他の作家の本を読んだときにはあまり感じなかったが、1文1文が短く、テンポ良く読み進められる気がする。(他の作家さんもそうなのかもしれないが、東野さんの時は真先に感じた)

 

さて、本題に戻るがこの話は、2つの世界(パラレルワールド)を行ったり来たりする流れで話が進んでいく。

初めのうちは明かに置かれている状況が違うため、どっちの世界の話かはっきり分かる。だが段々読み進めていくと、その境目が曖昧になる。最後の最後で衝撃の事実が待っている。

 

2つの世界を簡単に見分ける方法としては、1つの章立ての中で初めに○○の世界を書き、SCENE 1とかSCENE 2とか出てくるところで△△の世界を描いている。パラレルワールドの切り替わりを明示的に示している。

 

どちらの世界も主人公 崇史、その親友の智彦、そして津野真由子の3人の関係が絶妙に描かれている。一つは、崇史と真由子が恋人の世界、もう片方は智彦と真由子が恋人の世界。読んでいるうちにどっちの世界も本当の世界であって欲しいと思える位切なくなってくる。

 

この作品は、パラレルワールドという設定がとても巧妙でクライマックスで衝撃を生み出していいると言える。この辺りが東野さんの凄さだと思う。是非一度読んでみることをお勧めする。

 

余談ではあるが、作中、コンピュータの記憶媒体にMDを使うというシーンがある。

長くコンピューター業界に携わっているが、MDが使われていたのは相当昔だし、MOならまだしもMDを使う人はほぼ居なかったのではないかと疑問を抱く。

だがそれも納得で、この作品は1995年2年に出版されたもの。世の中にはWindows 95が発売され、ここから一気にインターネット時代に突入するときだ。オレはまだ大学で学位が足らずヒィヒィ言ってた頃に、この内容を書いていたのは凄いことだ。流石は理系出身の東野さんといった感じだ。

 

最後に、この作品の終わり方だが、「えっ、これで終わるの?」って感じだったw